結婚して、生活が一気に変わった。
妻は個人事業主で、日常的に経費や税金を計算している。
その横で、自分は会社員として、給料から天引きされる税金や社会保険料を「よく分からないまま」受け入れてきた。
そんな中、昇進してRSUの収入が入り、
初めて確定申告をしないといけない立場になった。
毎年、RSU分の税金を自分で計算して納める必要がある。
「これはちゃんと調べないとまずい」
そう思って、YouTube、Web、ChatGPTを使って節税を調べ始めた。
でも、調べれば調べるほど、
知識が増える感覚より、
**「追い詰められていく感じ」**の方が強くなっていった。
なぜ分かりづらかったのか
一番しんどかったのは、
判断を急かされている感覚だった。
「やらないと損」
「知らない人は何十万円も損している」
そんな言葉を何度も目にした。
それらは善意の助言だと分かっていた。
ただ、自分の中ではいつの間にか、
- 今まで7年間、何も知らずに損をし続けていた
- 今から全部取り戻さないといけない
そんな焦りに変わっていた。
情報量そのものより、
「今すぐ決めないとダメ」という空気が、
一番疲れた原因だったと思う。
当時の勘違い・失敗
当時の自分は、
節税は“全部やるか、何もやらないか”
だと思い込んでいた。
実際に同時に考えていたのは、
- ふるさと納税を最大化しないと損
- 医療費控除は必ず使うべき
- 社会保険料の支払い方法も見直せるかも
- 妻は小規模企業共済を使うべきか
この4つを、
ほぼ同じタイミングで理解しようとしていた。
結果、頭の中が整理できず、
「何から手をつければいいのか分からない」
状態になった。
象徴的だったのが、
ふるさと納税の計算ミスだ。
本来は昨年度の収入を基準に考えるものを、
今年度の昇進後の感覚で計算してしまっていた。
知識不足というより、
順番を間違えていた。
情報整理|節税がしんどくなる理由
節税の話がしんどくなるのは、
制度が難しいからだけじゃない。
- 結婚で生活費が増えている
- 税金や社会保険料は後からまとめて請求が来る
- そこに「やらないと損」という言葉が乗る
この状態だと、
節税はお得な話ではなく、
**「遅れている自分を責める材料」**になる。
特に、生活が変わった直後は、
家計の全体像すらまだ見えていない。
その段階で「最大化」を目指すと、
疲れるのは自然なことだった。
今の自分の結論(仮)
今のところの結論は、かなり地味だ。
もし
「節税を調べていて疲れている」
なら、
それは知識が足りないのではなく、
一度に判断しようとしている項目が多すぎる可能性が高い。
自分の場合は、
- まず「税金」と「生活費」を分けて考える
- 今回は社会保険料の最適化までは踏み込まない
- 妻の共済は“今すぐ結論を出さない”と決める
こうやって
やらないことを決めたことで、
気持ちがかなり楽になった。
読者への視点提供
もし今、
- 節税を調べるたびに焦る
- 「損」という言葉に疲れている
- 何が正解か分からなくなっている
そんな状態なら、
一度立ち止まってもいいと思う。
節税は、
全部を今すぐやらなくても、
人生が破綻するものではない。
「今の生活で、何が一番きつい支出か」
そこを一つ決めるだけでも、
頭の負担は確実に減る。

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