結婚して生活費がきついと感じた原因は、収入や浪費ではなく、お金の判断基準が「一人用」のまま残っていたことでした。節約より先に必要だったのは、支出を減らすことではなく、二人で決める前提を作ることだったと、あとから分かりました。
結婚後しばらくして感じた、生活費への違和感
結婚して同居を始めたのは、昨年の3月でした。住居は新しく借り、引っ越し費用や家電の購入も一通り終えたので、「最初だけ大変で、あとは落ち着くだろう」と思っていました。
ところが、6〜7月になっても生活費は高いまま。初期費用が終わっているのに余裕が出ず、「思っていた新婚生活と違う」という違和感が残りました。
原因を一部の支出だけに絞り込んでいた
当時は、生活費が高い理由は分かりやすいところにあると思っていました。娯楽費や外食費を減らせば解決する、と。
独身時代と同じように友人と会い、パートナーとの時間もこれまで通り大切にする。それ自体は浪費ではありませんでしたが、判断基準が「一人分」のままだったのだと思います。
「ここさえ直せばいい」と考え、全体を見ないまま原因を単純化していました。
話し合って初めて見えた生活費の全体像
生活費がきつい状態が続き、ようやく腰を据えて話し合うことにしました。正直、どう切り出すかは迷いましたし、お金の話で空気が重くなるのを避けたい気持ちもありました。
実際にやったのは難しいことではなく、食費、サブスク費、娯楽費などを並べて見ただけです。
すると、どれか一つが極端に高いわけではなく、全部が少しずつ高い状態だと分かりました。ここで初めて、「一部を削れば解決」という考えが崩れました。
生活費が高かった本当の理由
振り返って一番大きかったのは、二人で決めた基準がなかったことでした。
- 毎月どれくらいまで使っていいのか
- 迷ったときにどう判断するのか
こうした前提を共有しないまま、それぞれが自分の感覚でお金を使っていた結果、全体として重くなっていたのだと思います。
今振り返って思うこと
話し合いをしてから、「今月大丈夫かな」という漠然とした不安が減りました。金額が劇的に下がったというより、見通しが立ったことで気持ちが楽になった感覚です。
今なら、あの頃の自分にこう伝えたいです。独身時代の延長で考えなくていい。お金は、二人で決めていい。
もう一度、結論
結婚当初に生活費がきつかったのは、浪費していたからでも、収入が足りなかったからでもありません。一人用の判断基準を、二人用に更新していなかったことが原因でした。
結婚後のお金は、自然に正解に近づくものではなく、話し合いながら決めていくもの。それに気づけただけでも、気持ちはずいぶん軽くなりました。



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